メモ:ロバート・ヴェンチューリ関連

(デニス・スコット・ブラウンも含む)
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wikipedia:ロバート・ヴェンチューリ
wikipedia:en:Robert_Venturi

ロバート・ヴェンチューリ(Robert Venturi, 1925年6月25日 - )はポストモダンの建築家。
プリンストン大学卒業後、ローマに留学。エーロ・サーリネン、ルイス・I・カーンに師事した後、フィラデルフィアに建築設計事務所を構えている。1954年から1965年までペンシルベニア大学で教鞭を執った。作品に「母の家」(Vanna Venturi House 1963年)、ロンドンのナショナルギャラリー増築(セインズベリ棟)、アメリカワシントン州のシアトル美術館などがある。日本の日光に存在する大江戸温泉物語湯屋日光霧降(元のメルパルク日光霧降)は彼の作品の中でも高い評価を得ている。1991年のプリツカー賞を受賞。
主著『建築の多様性と対立性』(Complexity and Contradiction in Architecture、1966年)、『ラスベガス』(Learning from Las Vegas、共著 1972年)などにおいて、禁欲的に装飾を否定したモダニズム建築を批判し、ポストモダンを提唱した。またミースの標語 "Less is more" (少ないほど、豊かである)を "Less is bore"(少ないほど、退屈である)と皮肉った。 モダニズム、ポストモダニズム、そして脱構築主義が主流を占める昨今の建築界において、彼のような作風をもった建築家は稀有な存在といえる。

VSBA, LLC / Architects & Planners

事務所のwebsite

Complexity & Contradiction in Architecture

邦題:多様性と対立性(google books)

10+1 databaseより

「『ラスベガス』」検索結果 (29件)より抜粋
洗練された郊外居住者 | トム・ヘネガン+安藤和浩 訳
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) pp.243-248(本文なし)

周辺から主流へ──東京エスニック・ランドスケープ | シェリー・ブレイク+山家京子 訳
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) pp.119-133(本文なし)

住宅の廃墟に──建築家と住居をめぐる七つの物語 | 五十嵐太郎
『10+1』 No.05 (住居の現在形) pp.130-145

サイバーシティという想像的な現実の世界──電子コミュニケーション時代の都市 | M・クリスティーヌ・ボイヤー+毛利嘉孝 訳
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) pp.92-108(本文なし)

反近代としての装飾/反表象としての装飾──建築装飾における思想・理論・技術 | 倉方俊輔
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) pp.164-171

高層高密都市に潜む──ホンコン・スタイル | 木下光
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) pp.133-143

ミレニアムの都市(前編)──一九九九年、ポストバブルの東京論 | 五十嵐太郎
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) pp.221-231

ミレニアムの都市(後編)──ディズニーランド化×マクドナルド化 | 五十嵐太郎
掲載『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) pp.200-212

建築写真のヴァーチュアリティ | 大島哲蔵
『10+1』 No.23 (建築写真) pp.105-116(本文なし)

建造物のイメージ | ロルフ・ザクセ+暮沢剛巳 訳
『10+1』 No.23 (建築写真) pp.160-166(本文なし)

ポストモダン一九六八─八九──近代批判としての | 磯崎新+五十嵐太郎+日埜直彦
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) pp.62-77(本文なし)

形態表現から物質現前へ──現代建築の問題構成 | 勝矢武之
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) pp.145-149

環境情報デザイン・カタログ | 環境情報デザインワーキンググループ
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) pp.90-102

『空間へ』《お祭り広場》『日本の都市空間』 一九六〇年代における都市論の方法をめぐって | 磯崎新+日埜直彦 聞き手
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) pp.187-197

「批判的工学主義」のミッションとは何ですか?1──定義・マニフェスト編 | 藤村龍至
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) pp.94-95

「批判的工学主義」のミッションとは何ですか?3 歴史・メディア編 | 南後由和
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) pp.98-99

『建築の解体』へ──六〇年代のムーヴメントをマッピングする試み | 磯崎新+日埜直彦 聞き手
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) pp.190-205

「空間」と「経済」のデュアリティ 五〇—六〇年代アメリカ・アーバニズムの深層 | 唯島友亮
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) pp.161-172(本文なし)