UNStudioが計画している「オープンソース建築スタジオ( "open-source architecture studio")」のニュースが上がっていました。
元記事:UNStudio to relaunch as "open source" architecture studio
(vis dezeen)
"What we are going to do is go more public with these knowledge platforms and communicate what we can achieve with our knowledge, and the knowledge others might have, about how we can build more intelligent buildings, for instance,"
「何をすべきかと考えた時に、この知のプラットフォーム(open source architecture studio)をよりパブリックにしていくべきだし、何より私達の知識、例えばより素晴らしい建物をどうやって作るかを考えるために、どんな知識を残して言ったらいいのか、私たちはもっとコミュニケーションするべきだ。」
ダイアグラム↓
スマートフォンで見れるように↓
建築設計に特化したWikipediaみたいな印象を受けますけど、どんな感じになるのでしょうか。パターン・ランゲージみたいになるのか、もっと掲示板的になるのか。
以前、AAR(Art and Architecture Review)にて、フォスターの事務所のアーカイブについての記事(井関武彦「アーカイヴに支えられる巨大設計組織」)がありましたし、個人的には最近では建築家が設計するときには独自に作ったデータベースを活用*1しているようにも感じています。UN Studioの方では、「celebrates communication, open exchange and co-creation」や「public」という言葉が出ているので、この辺りを比較して行方を見守っていきたいです。
*1:そんな話を以前、アーキフォーラムのレビューで書きました。→ http://www.archiforum.jp/2012/review/01.hasegawa.html